りりくる ~LIly LYric cyCLE~

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第2回
瀬川彩愛 「陽奈、陽奈~っ!」
若宮陽奈 「ん? どうしたの、彩愛ちゃん」
瀬川彩愛 「今日は、りりくるVol.1『恋心フレンズ』の紹介をするよ!」
若宮陽奈 「え? う、うん……なんかテンション高いね……」
瀬川彩愛 「そりゃ、あたしたちがメインになるお話だからね!」
若宮陽奈 「わかりやすいね、彩愛ちゃん……」
瀬川彩愛 「陽奈のかわいいとことか、アピールし放題っ!
若宮陽奈 「えっ、えっ……! ちょ、ちょっと、彩愛ちゃんっ……///」
瀬川彩愛 「陽奈はね、手ぇ握るといつもあったかいし、
膝枕の寝心地は抜群だし、抱きついたらなんかいい匂いするし」
若宮陽奈 「なんか感想が偏ってるよ……」
瀬川彩愛 「いつもあたしを見ててくれるし……こんな話に付き合ってくれるくらい、優しいっ」
若宮陽奈 「も、もうっ……そういうのじゃなくて……///」
瀬川彩愛 「へへっ♪ 普通に紹介するより、この方がいいじゃん」
瀬川彩愛 「ドラマの内容自体は、まぁ……あたしと陽奈が、ずっといちゃいちゃしてる感じだしさ」
若宮陽奈 「その説明、雑すぎない……?」
瀬川彩愛 「違う?」
若宮陽奈 「うぅ……違わないけど……///」
瀬川彩愛 「それにさー、ちょっとケンカっぽいことしちゃったとかさー、知られたくないじゃん」
瀬川彩愛 「真面目に悩んじゃうとか、あたしのキャラじゃないし!」
若宮陽奈 「でも……ちゃんと仲直りして、もっと仲良くなるよ……?」
瀬川彩愛 「ん~……じゃあいっか!」
若宮陽奈 「やっぱり雑だよ……」
瀬川彩愛 「だってさ、だってさ! 詳しく説明するの、恥ずいじゃん!」
若宮陽奈 「彩愛ちゃんだって……たまには、恥ずかしくなっていいと思うよっ」
瀬川彩愛 「えー! そんなぁ……」
若宮陽奈 「……ふふっ、冗談♪」
瀬川彩愛 「ほっ……」
若宮陽奈 「そんなことより、私はこのキャッチの方が、よっぽど恥ずかしいというか……」
瀬川彩愛 「ん……? 『女の子同士だから、いいんじゃん』かぁ……あたし、いいこと言うね!」
若宮陽奈 「…………」
瀬川彩愛 「わーっ! 陽奈だからっ! 陽奈だからいいのっ!」
若宮陽奈 「……うん///」
瀬川彩愛 「えへへ……///」
椎名真衣 「あ、いちゃついてる! お邪魔だった?」
瀬川彩愛 「うわっ!」
若宮陽奈 「椎名さん……!」
瀬川彩愛 「ちょっと真衣っ、いきなり出てきてびっくりさせないでよっ」
椎名真衣 「いやほら、ほっとくといつまでも見つめ合ってそうだったから……」
瀬川彩愛 「い、いいじゃん、別に……///」
椎名真優 「まったく……ちょっと真衣、人の話の邪魔するんじゃないわよ」
椎名真衣 「あれ、お姉ちゃん」
椎名真優 「2人とも、ごめんなさいね。この子、ちょっとアレだから」
若宮陽奈 「い、いえ、大丈夫です……」
瀬川彩愛 「まさか、真優先輩まで乱入してくるとは……」
椎名真衣 「ていうかお姉ちゃん、アレってなにさ」
椎名真優 「あら、わざわざぼかしてあげたのに、何か不満?」
椎名真衣 「余計ダメそうな雰囲気になってるんだけど」
椎名真優 「大差ないわよ」
椎名真衣 「ふーんだ。お姉ちゃんだって、ホントは……」
椎名真優 「あら、そろそろお終いみたいね」
椎名真優 「まぁ、私たちのことについて、詳しくは次の休み時間で、ということかしら」
椎名真衣 「……ドヤ顔だよ……」
椎名真優 「う、うるさいわね……っ///」
瀬川彩愛 「あははっ、なんかよくわかんなくなっちゃったけど、まぁいっか」
若宮陽奈 「えっと……というわけでみなさん、また次回も、楽しみにしてて下さいね」
瀬川彩愛 「てか、『恋心フレンズ』よろしくねっ!」
若宮陽奈 「そ、そうだった……! よろしくお願いしますっ」
次回の更新をお楽しみに!
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